初心者向き
 一眼レフカメラで綺麗な写真を撮影
 
 当ホームページでは、一眼レフカメラの基本的な操作の説明のみです。
 応用編につきましては、YOU TUBE動画(ゆーとびさんなど)へ訪れてみてください。
 
 
 【一眼レフカメラの楽しみ方】 
 スマホとは違い、レンズの付け替えで遠くの風景や星空、夜景などが綺麗に撮影でき、撮影した作品をSNS(Instagram、Facebookなど)に投稿し、他のユーザーと共感する楽しみ方があります。
 一眼レフカメラは、本体、レンズを購入すると、非常にお金がかかるので、レンタルカメラをおススメします。
 
 
 
 【使い方が分からない時は?】
 一眼レフカメラは、スマホのカメラとは違い、AUTOモード以外は使い方をプロもしくは写真撮影を趣味にしている人から教わらないと、いつまでたっても上達しません。
 
 取扱説明書と、箱や、付属品などは捨てずに残しているかな?
 取扱説明書を捨てると、カメラの買い替えの時に買取を断られるだけでなく、メーカーに電話相談が出来なくなります。
 例えば、CANONさんでしたら、CANONお客様相談センターへ電話して、使い方を訊くのが一番です。
 
 ヨドバシカメラさんなどの家電屋さんで、カメラの使い方を訊くのも一つの手です。
 ヨドバシカメラさんでカメラを購入すれば、アフターケアが万全です。
 
 
 
 【写真学校は上級コースを習いたい人だけ】 
 写真撮影は上記で説明したとおり、基本的な使い方だけならメーカーさんへの電話相談、ヨドバシカメラさんに相談、写真撮影を趣味にしている人から教われます。
 お金に余裕がある人でしたら、写真学校が良いかもしれませんね。
 ですが、上級クラスのプロの写真家を目指すとなると、写真学校で教わらないと上達しないようです。
 
 
 
 【どうやって上達したか?】 
 僕が最初に苦戦したのが、シャッターがどうして下りないんだろう? と悩みました。
 一眼レフカメラを購入後は、AUTO+AF(オートフォーカス)からはじめ、次に、P(プログラミング・モード)で慣らし、M(マニュアル・モード)で数えきれないほどの撮影に失敗しながら、徐々に使い方を覚えて、ここまで上達しました。
 もしかしたら、10万枚以上も撮影に失敗して削除しているんじゃないか? と思います。
 
 
 
 【一眼レフカメラのメリットとデメリット】
 最近のスマホのカメラでも、一眼レフカメラと勝るとも劣らないキレイな写真が撮れるようになりました。
 では、スマホに比べての長所(メリット)について簡単に説明します。
  ◎コンパクトカメラとスマホカメラにはM(マニュアル・モード)がない為、星空撮影に適している。
  ◎スマホとは違い、寿命が非常に長い
  ◎一眼レフカメラには連写機能がついているので、動き回る動物の撮影にも適しています。
  ◎レンズをレンタルすれば、色々な写真を撮影できます。
  ◎スマホやコンパクトカメラ、デジカメとは違い、ファインダーがついているので、眩しい逆行の撮影に強い。
  ◎コンパクトカメラに比べたら、月とスッポン、一眼レフカメラの方が画質が綺麗。
 
 逆にスマホに比べての一眼レフカメラのデメリット
  ✕スマホのカメラとは違って、一眼レフカメラは高度な技術を要する。
  ✕大きくて重い上に、雨の日に弱い。
  ✕スマホの写真と、一眼レフカメラの写真を比べたら、ほとんど変わらないキレイな写真が撮れる。
  ✕フォーカス(焦点)に合わせないと、シャッターが下りない。
 
 
 
 【先ずはカメラ用語を覚えよう】 
 ライブビューとは何か?
 別名、モニターとも言います。
 コンパクトカメラやスマホのカメラにAFフレームが加わったものです。
 ファインダーとは何か?
 カメラ本体上部にある小窓で、数個のAFフレームが並んだもの。
 主に、太陽光で眩しい昼間、画像全体を被写体にしたい時などに有効です。
 AFフレームとは何か?
 ピントを合わせる為の重要な役割を果たすフォーカス枠。
 被写体が小さすぎて、ピントが合っているかどうか確認できない時は、+ボタンを押して、10倍に拡大するとやりやすい。
 
 
 
 【ピント合わせをマスターしよう】
 オートフォーカス
 AF(オートフォーカス)は、ピント合わせを機械が自動的に合わせてくれる非常に便利なモードです。
 オートフォーカスの欠点は、二つあります。
 一つは、どのモードでもピントが合わないと、AF(オートフォーカス)ではシャッターは下りません。
 二つ目が、シャッターボタンを押してから、シャッタが下りるまでのインターバルが長いので、景色や銅像、建物など動かない構図でしたら問題はありませんが、動いているものですと、撮影に失敗します。

 マニュアルフォーカス
 MFのメリットが、何と言っても、スマホのカメラやコンデジなどのカメラでは写せない星空撮影などが撮れます。
 使い慣れればの話ですが。
 
 ピントは自分で合わせるモードですので、使い方をカンペキにマスターしないと、ノイズが入った汚い写真になります。
 ノイズのない綺麗な写真を撮影するコツは、知識だけでなく、構え方も重要です。
 右利きの方は、左手の指2本でピントリングを回し、左手の腹でレンズを抑えると良いでしょう。
 
 暗い色を被写体にしたい時、MF(マニュアルフォーカス)で撮影すろと、初心者は失敗しやすい。
 MFで効果的な撮影方法は、モニター内にあるピント合わせのフォーカス(焦点)をX10(10倍拡大)にすると被写体がくっきり見えますので、ピントが合わせやすくなります。
 
 
 
 【写真の削除をマスターしよう】
 先ずは、撮影に失敗した写真を、現場で今すぐ削除する方法を必ず覚えよう。
 
 例えば、写真撮影後に、怖いおじさんから 『今、俺の顔を撮影しただろ? 消せ!』 と、トラブルに巻き込まれた時に回避できるからです。
 
 
 
 【三脚の使い方に慣れよう】 
 三脚はカメラ本体を雲台にセットすると、動かすのは首の上げ下げと、左右の振り、縦横回転、高さ調整だけなので、三脚に慣れておきましょう。
 
 
 
 【初心者はAモードから】
 AモードはAUTOの意味で、明るさもシャッタースピードもISO値も全部機械任せなので、明るさなどの調整が一切出来ません。
 早い話、スマホで撮影したのと変わらない画質です。
 因みに僕は、ファインダー(小窓)を使わず、殆ど見やすいモニターで撮影します。
 ただ、太陽光でかなり眩しいと、モニターの画面が見えませんので、そんな時は、僕は、ファインダーを使って撮影します。
 
 
 
 【Aモードになれたら?】
 AUTOモードに慣れたら、次はPモード(プログラミング・モード)に慣れてみましょう。
 Pモードは、AUTOとは違い、シャッタースピードと絞り(F値)トISO値は機械任せだが、明るさとISO値は手動となります。
 コンパクトカメラは完全にプログラミング・モードなので、旅行などで沢山の写真を撮影する時に有効です。
 
 
 
 【TV(シャッタースピード優先モード)】
 Pモードが明るさを調整するのに対し、TVはシャッタースピードを手動で変えるモードです。
 コンパクトカメラにはないモードです。
 良く動き回る動物や、高速で走る車や電車などの撮影に適しています。
 連写を使いこなせると、よく動く動物の写真をキレイに撮れますよ。
 
 
 
 【AV(絞り優先モード)】
 真っ暗な場所(例えば水族館、人混みが多い花火会場など)で、三脚が使えない場所での撮影に適しています。
 プログラミングモードはシャッタースピードとF値を同時に変えるのに対し、AVモードは明るさだけ自分で調整するモードです。
 ですが、夜の撮影では、ISO値を3200ぐらいに設定しないと追いつきません。
 ISO値を上げ過ぎると、ボケた写真になりやすいので注意しましょう。
 ただし、カメラ本体だけでも30万円近い高額なカメラでしたら、ISO値を上げ過ぎてもキレイな写真が撮れます。

 逆に太陽光が眩しい昼間では、ISO値を100に設定し、F値を最大に絞れば、スマホのカメラよりも更にキレイに撮影できます。

 被写体だけをくっきり写し、背景を意図的にボカすモードで、風景などの撮影に適しています。
 
 
 
 【プログラミングモードに慣れたら?】
 マニュアルモードに慣れる準備として、シャッタースピード、絞り(F値)、ISO感度とは何か? を前もって知っておきましょう。
 
 《シャッタースピード》
 シャッタースピードを短くすると、動いている被写体が止まっているように写せる反面、画面が暗くなるので、F値を大きく開けるしかありません。
 シャッタースピードを長くとると、一ミリでも動いただけでも、ブレた写真になってしまいますので、三脚が必要です。
 ですが、施設によって三脚が禁止されているので、ここはシャッタースピードを短くするしかありません。
 
 《F値(絞り)》
 カメラ内部の穴の大きさを大きく開けると、光が集まりやすい反面、若干ボケた写真になります。
 逆に絞りの数値を上げる(絞る)と、くっきりした写真になるが、全体的に暗い写真になります。
 なお、数値は
 
 《ISO感度》
 一番小さい数値が100→200→400・・・3200→6400→…。
 数値が大きいと光を取り込めやすくなる反面、ボケた写真になります。
 高級なカメラほどISO値を上げてもキレイな写真を撮れます。
 
 
 
 【高額なカメラ本体は買う必要ある?】
 プロのカメラマンでしたら、高価な方が良いでしょう。
 なぜなら、ISO値を3200、6400、・・・と上げても、ザラザラが少なく、夜景などが綺麗に撮影できるからです。 
 
 僕は、カメラをレンタルしていますので、安い一眼レフカメラ、備え付けのレンズ、三脚だけ揃えています。
 僕が星空撮影をする時は、明るいレンズ、ピントロックができる、広範囲のレンズをレンタルします。
 レンズまで買っていたら、10万円以上もかかるから。
 
 マイカメラと、高額なレンタルカメラを使い比べてみたが、高額なカメラだと、安いカメラにない便利な機能もあります。
 ただ、高額なカメラの最大のデメリットが、慣れるまでの間が初心者には使いこなせにくい点です。
 
 最近は、ミラーレスカメラに、ディスプレイがタッチパネル式になり、操作がしやすくなりました。
 買い替えるなら、先ずはカメラを絶対に壊さない実力を身に付けてからが良いでしょう。
 特に山に登った時に転倒し、壊してしまったり、海へ行った時に水没させ再起不能を起こしかねません。
 カメラを修理するとなると、厄介な上に、修理を依頼してから完了するまでの日数が長いので注意しましょう。
 
 
 
 【高額なレンズは買う必要がある?】 
 用途に応じてレンズは揃えた方が良いでしょう。
 僕はいつもレンズはレンタルしていますけど。
 レンズを買うなら、ピントが無制限付き、F値を2.0倍まで下げられる明るいレンズ、ピントロック機能付きが良いでしょう。
 
 
 
 【カメラは中古でも良品がある】 
 意外に高額なカメラを買っても、全く使わず、売ってしまう人が多い。
 その為、新品のカメラを買わなくても、中古でも性能が良いカメラがかなり多く存在する。
 初心者は、カメラを壊した時の事を考えて、安い中古のカメラを慣らしてからが良い。
 中にはハズレのカメラが売られている場合もある。
 一概には言えないが、定価と殆ど差がない中古のカメラだったら、アタリと考えて良い。
 
 
 
 【景色を撮影する】
 昼間の撮影は、光を集めやすいので、F値を絞り、ISOを100、シャッタースピードを速めても、簡単に写真撮影ができます。
 ですが、太陽光が眩し過ぎて、モニターが見えない時は、ファインダー撮影モードと、Pモードに切り替えと、ISO値をAUTOにしましょう。
 風景を撮影されるなら、なるべく高い位置に三脚を立てて、セットします。
 次に、三脚の高さを最大にまで伸ばし、カメラのヘッドを見下ろすような感じで下向きにすると、潰れた写真にならない、くっきりした風景写真が撮れます。
 
 
 
 【三脚が禁止されている施設では】
 撮影者さんのカメラを持った時の構え方が重要です。
 もう一つ重要なのが、ISO値をAUTOにする事です。
 ですが、どんな集中力の持ち主でも、体は微妙に動いてしまう(身体を一ミリも動かさない奴が異常…)ので、ノイズがある写真になってしまいます。
 最近のどの一眼レフカメラは性能が良くなっているせいか、シャッタースピードを約1/20(0.05秒)まで短くし、F値を下げて、ISO値を大きく上げても、キレイな写真が撮れます。
 水族館など、室内が暗い写真撮影に有効ですね。
 要は、大きくブレないように、構え方も重要です。
 何か動かない固定された柵などにカメラ本体を置いて、手で固定するとブレにくい美しい写真に仕上がります。
 
 
 
 【動物など動く物を撮影する】
 よく動き回る猫や犬などの写真撮影は非常に難しいので、必ずMF(マニュアルフォーカス)で、左手でピント設定とミリ数調整が出来るような構え方をマスターしましょう。
 先ずはシャッタースピードは短くしないと、ノイズ写真になります。
 同時にデーターを保存するSDカードは、高額なSDカードを使わないと連射機能を発揮しません。
 モードは、マニュアルだとシャッタースピードをかなり短く(暗くなります)し、F値(絞り)を開けないと暗い写真になります。
 当然、F値を開ければ画質が若干落ちます。
 使うモードはマニュアルよりも、TVモード(シャッタースピード優先モード)orプログラミングモードが良いと思います。
 
 
 
 【太陽光が眩しい昼間の撮影】 
 日差しが強く、太陽光が眩しく、カメラ本体のモニターが眩しくて見えない…
 F値を最大に絞り、ISO感度を100にしてみても、まだモニターが眩しくて見えない…
 かと言って、ファインダー(上の小窓)に設定、AUTOやPモードでやっても、キレイに映っているかどうかも疑問に感じる。
 対処法は、光を通さない枠を作って撮影するか、サングラスをかけてみる、フィルターを装着するなど色々試してみよう。
 
 
 
 【星空撮影は難しい】
 別ページ参照 
 
 
 
 【野鳥撮影が最も危険で難しい】
 野鳥は高い山でしか生息していないので、先ずは登山慣れをしましょう。
 ですが、運動不足な人には登山はおろか、野鳥撮影すら無理でしょう。
 登山中に許されないのが道中で転倒し、カメラを壊してしまう場合があるのです。
 先ずは絶対に転倒墜落しないトレッキング技術を身に付けましょう。
 
 山は三密(密閉・密集・密接)のリスクがないが、遭難事故(特に登山慣れしていない人)が多発しています。
 まだ海の事故よりかはマシですが。
 
 野鳥は主に山の森の中に生息しており、地面はドロドロにぬかっていて、石がゴツゴツとつまづいたり、滑って転倒するだけではありません。
 そこには危険な動物や生き物が生息しており、熊やイノシシ、ユスリカ、ムカデなどがいます。
 ですので、肌が一切露出しない服装で撮影するのが常識です。
 どんなに暑苦しくても、登山用ブーツ、長ズボン、長袖ジャンバー、手袋、ヘルメット、フェイスガード、熊よけ鈴を装着し、肌が一切露出しない服装で撮影を挑みましょう。

 被写体である野鳥は、高倍率レンズでないと、肝心の野鳥が小さく撮影されます。
 おまけに、被写体を拡大して、尚且つピントを合わせるのが非常に至難の業であり、モタモタしていると、野鳥は飛んで行ってしまいます。
 かと言って、野鳥の方へ近づいて撮影しようとすると、野鳥は警戒心が強いせいか、すぐ飛んで逃げてしまいます。
 高倍率レンズだけでも、買うと安くても20万円近くするので、レンタルを強くお勧めします。
 
 
 
 
 
 
 
 
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